ソースのダウンロード
- 公式サイトから最新版のtarボール(tar.gz)のソースコードをダウンロードする.
- version4系と5系があるが,機能が大幅に違うので,用途によって4系または5系を選択する.
- 以下の説明は 4系,5系(の初期)共通
コンパイル/インストール
- 下記のコマンドを root で実行 (mysql-4.1.22 の場合) [ ]内は必要に応じて指定する.
- --without-readline は mysql のreadline ではなく システムの readline を使うオプション.日本語入力用.
# zcat mysql-4.1.22.tar.gz |tar xfv - # cd mysql-4.1.22 # ./configure --prefix=/usr/local/mysql --without-readline [--with-charset=ujis] # make # make install
- --without-readline は mysql のreadline ではなく システムの readline を使うオプション.日本語入力用.
- /usr/local/mysql にインストールされるので,チェックする.
注意事項
- mariadb-5.3.13 では configure で readline と libedit のエラーが出るので, --with-libedit を付ける
- 5.5.22以上 はここ
mysqlユーザの作成
- mysql用のグループとユーザを作成する.手動でも良いし,adduser を使用しても良い.(ここで使用したユーザ番号103は例である.実際は /etc/passwd, /etc/group をチェックして番号が被らないようにしなければならない)
# adduser mysql -u 103 -d /var/mysql -s /sbin/nologin
- adduser でユーザを作成した場合,ログインしないので,不要なファイルは消しておく (コマンド注意!!!)
# \rm -r /var/mysql/*
起動スクリプトの準備
- 起動スクリプトをコピーする.
# cp support-files/mysql.server /etc/init.d/mysql # chmod a+rx /etc/init.d/mysql
- 適当なランレベルで起動するようにシンボリックリンクを張る.
# ln -s ../init.d/mysql /etc/rc5.d/S90mysql
設定ファイル (通常は必要ない)
- 設定ファイルがなければコピーする (必須ではない)
# cp support-files/my-medium.cnf /etc/my.cnf # chown mysql /etc/my.cnf
- 設定ファイルにより,データベースのディレクトリなどを指定することが可能.
起動スクリプトの修正
- /etc/init.d/mysql の修正
- データベースディレクトリを指定する変数 datadir を変更する.(datadir=/var/mysql)
- 必要なら basedir も変更する (basedir=/usr/local/mysql)
# vi /etc/init.d/mysql
- ただし,設定ファイル /etc/my.cnf がある場合はそちらの datadir の設定が優先される.
- 起動オプションとして --default-character-set= を指定すると文字コードを指定可能
ディレクトリのパーミッション
- /usr/local/mysql は mysqlユーザが読めるようにしておく.
- 一番簡単なのは other に読み取り許可を与える.
# cd /usr/local # chmod -R o+r mysql # find mysql -type d |xargs chmod o+x
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最終更新: 2012-05-23 (水) 17:05:31 (JST) (4523d) by iseki