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1: 2012-05-16 (水) 23:35:14 iseki ソース 現: 2012-05-17 (木) 13:31:53 iseki ソース
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** OSTettain.dll for CTView [#fa271d54] ** OSTettain.dll for CTView [#fa271d54]
 +- ''OSTerrain.dll'' は [[CTView]] で使用可能な r32file 作成用のプラグインです.
 +- [[CTView]] はプラグインで機能拡張可能な画像処理&表示ソフトです.(Windows用オープンソース)
 +- 2012 5/18 現在の CTView の最新バージョンは 2.1.2 で,r32file に変換できる主なファイルは Jpeg と RunRaster のグレイスケール画像です.
 +#br
 +*** Links [#hb689924]
 +- CTView 解説ページ: http://www.nsl.tuis.ac.jp/xoops/modules/​xpwiki/?CTView
 +- r32file フォーマット: http://www.nsl.tuis.ac.jp/xoops/modules/​xpwiki/?OpenSim%2Fr32file
 +#br
 +
 +*** DownLoad [#o73bc985]
 +- CTView本体 : http://www.nsl.tuis.ac.jp/xoops/modules/​d3downloads/index.php?page=singlefile&ci​d=7&lid=18
 +- CTView 入門マニュアル: http://www.nsl.tuis.ac.jp/DownLoad/SoftW​are/Windows/CTView_Intro-2.0.pdf
 +- OSTerrain.dll : http://www.nsl.tuis.ac.jp/DownLoad/SoftW​are/Windows/OSTerrain.dll
 +#br
 +
 +*** 使い方 [#kedfc14d]
 +**** プログラムの準備 [#g80271a0]
 ++ [[CTView:http://www.nsl.tuis.ac.jp/xoops​/modules/d3downloads/index.php?page=sing​lefile&cid=7&lid=18]] をダウンロードして適当なフォルダで解凍する(インストールは不要)
 ++ [[OSTerrain.dll:http://www.nsl.tuis.ac.j​p/DownLoad/SoftWare/Windows/OSTerrain.dl​l]] をダウンロードし,CTView を解凍したフォルダにある ''plugins'' フォルダにコピーする.
 +++ ''plugins'' フォルダ 内の他の dll は不必要なら削除しても良い.(特に General.dll は何もしない サンプルDLLです)
 +#br
 +
 +**** データの準備 [#aece3989]
 ++ 256x256 の画像データを用意する.
 +++ 256x256でなくても良いが,これ以外の場合はSIMの境界に隙間ができたり,縦横比が変化したりする
 ++ Gimp などで画像データを読み込んで,グレイスケールに変換する.
 +++ Gimpの場合は「画像」→「モード」→「グレイスケール」
 ++ この段階で,画素の分布(ヒストグラム)を確認し,コントラストを調整しておくと良い
 +++ Gimpの場合,ヒストグラムの確認とコントラストの調整は 「色」→「トーンカーブ」で行える.
 ++ Jpeg 形式で(Jpegグレースケール)で保存する.(データは 8bitグレースケールになる)
 +#br
 +
 +**** データ変換 [#t65a43a0]
 ++ CTView を起動する.「プラグイン」メニューに「OS Terrain」があるのを確認する(ただしこの段階では,OS Terrainメニューは有効化されていない)
 ++ CTView の「ファイル」→「新規ファイル読み込み」 を選択し,Jpegのグレースケールデータを読み込む.
 ++ 「プラグイン」メニューの「''OS Terrain''」を選択する.
 ++ 変換ダイアログが表示される(ダイアログの設定の詳細は下記参照).
 ++ 変換ダイアログのOKボタンをクリックすると,ファイル保存用のウィンドウが表示されるので,ファイルを保存する.ファイルの拡張子は必ず ''.r32'' にする.
 ++ データが正常に保存されると,参考に保存されたデータが表示される.明らかにおかしい場合は,変換をやり直す(人間の目で見ておかしい場合でも,標高データとしては問題ない場合もある).
 +#br
 +
 +**** r32ファイルの読み込み [#jb531ba2]
 ++ 保存した r32ファイルをリージョンサーバの bin フォルダにコピーする.
 ++ リージョンサーバのコマンドプロンプトで ''terrain load ファイル名.r32'' を実行する.
 +++ 一つのリージョンサーバで複数のリージョンを起動している場合は ''change region リージョン名'' コマンドで,リージョンを切り替える.
 +++ アバターがSIMの地面上にいる状態でr32ファイルを読み込むと,地面の変形の際にアバターが弾き飛ばされる場合がある.(^^;
 ++ SIMの形が気に入らない場合は,データの変換からやり直す.
 +++ 通常Viewer の地面用の LOD(Level Of Detail) はデフォルトで 1.0 になっている.LODが1.0だとSIM全体を見渡したときに地形はかなり大雑把に見える.
 +++ Viewer の地面用の LOD を変更するには Ctrl+Alt+D でデバッグモードに入って,「Advanced」→「Debug Settings...」 を選択する.デバッグ設定用のダイアログが表示されるので,テキスト入力フィールドに ''RenderTerrainLODFactor'' と入力し,Value を ''4.0'' にする.
 +++ 注)LOD(Level Of Detail): 遠くのものは大雑把に,近くのものは詳細に描画する機能.
 +#br
 +
 +**** 変換ダイアログ詳細 [#ic9a7125]
 +
 +&ref(menu.jpg);~
 +
 +- 画像の反転
 +-- 黒い画素の標高を高くする.(通常はこの設定でOK)
 +- XY方向に同じ比率で拡大・縮小
 +-- チェックを入れると,XY方向を同じ比率で拡大縮小する.
 +-- チェックを入れない場合,256x256に強制的にあわせる.
 +- 標高の倍率
 +-- 通常画素の値をそのまま標高にすると大きすぎるので,ここで倍率をかける
 +-- もとの画像が 8bitグレースケールの場合,倍率を1.0にすると標高の最大値は 255mとなる.
 +- 海面のしきい値
 +-- この画素値以下を海面下にする.つまりこの画素値を持つ場所が海面になる.海岸線を綺麗に出すために,海面以下はさらに一定値掘り下げられる.
 +- OpenSimでの海面の高さ
 +-- OpenSimでの海水面の高さ.単位は m. 通常はデフォルトで 20m
#br #br


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