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6: 2009-11-18 (水) 22:38:05 iseki ソース 7: 2010-04-28 (水) 01:02:16 admin ソース
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- ''sl_relay'' は ''[[sl_proxy]]'' の一部. - ''sl_relay'' は ''[[sl_proxy]]'' の一部.
- これらのプログラムは元々は大学内のネットワークなどの環境から,セカンドライフを快適に使用するために作られました. - これらのプログラムは元々は大学内のネットワークなどの環境から,セカンドライフを快適に使用するために作られました.
-- 最新版は ''v1.7.1'' ('09 11/12)+- 最新版は ''v1.8.0'' ('10 4/28) 
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*** 機能の概要 [#b28df040] *** 機能の概要 [#b28df040]
Line 44: Line 45:
-設定ファイルは,''sl_relay'' が実効ユーザにスイッチする前に読み込むので,''起動ユーザ''が読める必要がある. -設定ファイルは,''sl_relay'' が実効ユーザにスイッチする前に読み込むので,''起動ユーザ''が読める必要がある.
-設定ファイルでは一行に一項目の設定を記述する.空行,#で始まる行は読み込まれない. -設定ファイルでは一行に一項目の設定を記述する.空行,#で始まる行は読み込まれない.
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*** 設定項目 [#kac9d439] *** 設定項目 [#kac9d439]
-SIMサーバとの通信ポート (ファイアウォールの設定用)~+**** SIMサーバとの通信ポート (ファイアウォールの設定用)~ [#n5bafe14]
ファイアウォールが,内部から外向への通信を完全通過で,かつ,内部からの通信への返答に対しても完全通過の場合は,ファイアウォールへの追加設定は必要はない. ファイアウォールが,内部から外向への通信を完全通過で,かつ,内部からの通信への返答に対しても完全通過の場合は,ファイアウォールへの追加設定は必要はない.
-[[MinUdpExPort>./MinUdpExPort]] -[[MinUdpExPort>./MinUdpExPort]]
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-[[MaxTcpExPort>./MaxTcpExPort]] -[[MaxTcpExPort>./MaxTcpExPort]]
-Viewerとの通信ポート (他のサービスと被らなければ,特に変更する必要はない)+**** Viewerとの通信ポート (他のサービスと被らなければ,特に変更する必要はない) [#p647e9a9]
-[[MinUdpImPort>./MinUdpImPort]] -[[MinUdpImPort>./MinUdpImPort]]
-[[MaxUdpImPort>./MaxUdpImPort]] -[[MaxUdpImPort>./MaxUdpImPort]]
Line 59: Line 61:
-[[MaxTcpImPort>./MaxTcpImPort]] -[[MaxTcpImPort>./MaxTcpImPort]]
-中継プロセスコントローラの制御ポート (他のサービスと被らなければ,特に変更する必要はない)+**** 中継プロセスコントローラの制御ポート (他のサービスと被らなければ,特に変更する必要はない) [#s59d209a]
-[[MinControlPort>./MinControlPort]] -[[MinControlPort>./MinControlPort]]
-[[MaxControlPort>./MaxControlPort]] -[[MaxControlPort>./MaxControlPort]]
-HTTPS+**** HTTPS [#b9a05b5f]
-[[CERT_PEM_File>./CERT_PEM_File]] -[[CERT_PEM_File>./CERT_PEM_File]]
-[[SKEY_PEM_File>./SKEY_PEM_File]] -[[SKEY_PEM_File>./SKEY_PEM_File]]
-[[CA_PEM_File>./CA_PEM_File]] -[[CA_PEM_File>./CA_PEM_File]]
-アクセス制御+**** アクセス制御 [#m38c0b89]
-[[Hosts_Allow_File>/sl_proxy/Hosts_Allo​w_File]] -[[Hosts_Allow_File>/sl_proxy/Hosts_Allo​w_File]]
-[[ExternalWebProxy>./ExternalWebProxy]]​ -[[ExternalWebProxy>./ExternalWebProxy]]​
-[[Proxy_Allow_File>./Proxy_Allow_File]]​ -[[Proxy_Allow_File>./Proxy_Allow_File]]​
-その他+**** その他 [#t1482f10]
-[[Temp_File_Dir>/sl_proxy/Temp_File_Dir​]] -[[Temp_File_Dir>/sl_proxy/Temp_File_Dir​]]
-[[MaxIdleTime>/sl_proxy/MaxIdleTime]] -[[MaxIdleTime>/sl_proxy/MaxIdleTime]]
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** 起動オプション [#sc218ae6] ** 起動オプション [#sc218ae6]
- sl_relay  [-s server_name[:port]] [-p port] [-u user_name] [-f config_file] + sl_relay  [-s server_name[:port]] [-p port] [-f config_file] [-u user_name] [-i interface_address] 
-           [-v syslog_level] [-i interface_address] +           [-pid pid_file] [-l [log_file]] [-v syslog_level]
-           [-pid pid_file] +
-           [-as] [-aca] [-ano] +
-           [-is [info_server:port]]+
           [-cs [cache_server:port]] [-cg] [-cp]            [-cs [cache_server:port]] [-cg] [-cp]
-           [-xp [web_proxy_server:port]] [-p [port]] [-mm+           [-is [info_server:port]] [-wf] 
-           [-wf+           [-vs [voice_relay_server:port]
-           [-d] [-x] [-xt] [-xu] [-xuf]+           [-as] [-aca] [-ano
 +           [-xp [web_proxy_server:porti]] [-ip [port]] [-ipx [port]] [-mm]
           [-ver version]            [-ver version]
 +           [-d] [-x] [-xt] [-xu] [-xuf]
 +           [--version] [--help] [-h]
 +
 + -s  : セカンドライフのログインサーバを指定.デフォルトは login.agni.lindenlab.com:443
 + -p  : Viewer との接続口になるポート番号.デフォルトは 8100 (OpenSimと被るので,8000から変更)
 + -f  : 設定ファイルの指定.デフォルトは /usr/local/etc/sl_proxy/sl_relay.conf
 + -u  : 実効ユーザ.セキュリティ維持のため,rootユーザ以外の権限で動かす場合に指定する.
 + -i  : サーバが二つ以上のネットワークインターフェイスを持つ場合に,Viewer側のインターフェイスのIPアドレスを指定する.
 +
 + -pid : pid ファイル./etc/init.d/sl_relay stop などで止めたい場合に,pidを書き込むファイル.-f から変更.
 + -l  : ログファイルを指定する.デフォルトは /var/sl_proxy/sl_relay.log
 + -v  : syslog のレベル.デフォルトは LOG_INFO (7)
 +
 + -cs  : キャッシュサーバの指定.続けてサーバ名を記述し,さらの :の後にポート番号を指定する.
 +       サーバ名を省略した場合は localhost:8200 になる.
 + -cg  : キャッシュサーバでデータの受信のみを行う.
 + -cp  : キャッシュサーバでデータの送信(キャッシュへの保存)のみを行う.
 +
 + -is  : 情報サーバの指定.サーバ名を省略した場合のデフォルトは localhost:8086
 + -wf  : sl_info と連携して,ホワイトリストによる SIMへのアクセス制限を行う.
-  -s : セカンドライフのログインサーバを指定.デフォルトは login.agni.lindenlab.com:443 + -vs : ボイスチャット中継サーバの指定.サーバ名を省略した場合のデフォルトは localhost:8088
-  -p  : Viewer との接続口になるポート番号.デフォルトは8100 (OpenSimと被るので,8000 +
-       から変更) +
-  -u  : 実効ユーザ.セキュリティ維持のため,root以外の権限で動かす場合に指定する. +
-  -f  : 設定ファイルの指定.デフォルトは /usr/local/etc/sl_proxy/sl_relay.conf +
-  -v  : syslog のレベル.デフォルトは LOG_INFO (7) +
-  -i  : サーバが二つ以上のネットワークインターフェイスを持つ場合に,Viewer側の +
-       インターフェイスのIPアドレスを指定する. +
-  -pid: pid ファイル./etc/init.d/sl_relay stop などで止めたい場合に,pidを書き込む +
-       ファイル.+
-  -as : Viewer <--> Relay Server間のTCP通信を HTTPS で行う.秘密鍵ファイル,サーバ + -as : Viewer <--> Relay Server間のTCP通信を HTTPS で行う.秘密鍵ファイル,サーバ証明書,認証局証明書が必要 
-       証明書,認証局証明書が必要 + -aca : Second Life(SIM)サーバの認証を行う.Second Life(SIM) サーバ認証局の自己証明書が必要. 
-  -aca: Second Life(SIM)サーバの認証を行う.Second Life(SIM) サーバ認証局の自己 + -ano : サーバと HTTPS(SSL)通信をしない.OpenSIM用.Second Lifeに繋ぐ場合は指定しない.(実験的オプション)
-       証明書が必要. +
-  -ano: サーバと HTTPS(SSL)通信をしない.OpenSim用.Second Lifeに繋ぐ場合は指定しない.+
-  -is : 情報サーバの指定. + -xp  : 外部WEBプロキシプロキシサーバからの接続を許可する. 
-  -cs : キャッシュサーバの指定.続けてサーバ名を記述し,さらに'':''の後にポート番号を + -ip  : 内部WEBプロキシプロキシサーバを使用する.ポート番号指定可能 
-       指定する.サーバ名を省略した場合は localhost:8200 になる. + -ipx : 内部WEBプロキシプロキシサーバを制限モードで使用する.ポート番号指定可能 
-  -cg : キャッシュサーバでデータの受信のみを行う. + -mm  : MusicURL, MediaURL を処理する.もし可能なら WEBプロキシを使用する方がお勧め.
-  -cp : キャッシュサーバでデータの送信(キャッシュへの保存)のみを行う.+
-  -ip : 内部WEBプロキシプロキシサーバを使用する.ポート番号指定可能 + -ver : Viewerのバージョン情報を書き換える.これは新しいViewerを直ぐにインストールする事がどうしても出来ない場合にのみ, 
-  -ipx: 内部WEBプロキシプロキシサーバを制限モードで使用する.ポート番号指定可能 +        一時的に使用する.これを永続的に使用することは危険であり,絶対に行ってはいけない.
-  -xp : 外部WEBプロキシプロキシサーバからの接続を許可する. +
-  -mm : MusicURL, MediaURL を処理する.もし可能なら WEBプロキシを使用する方がお勧め.+
-  -wf : sl_info と連携して,ホワイトリストによる SIMへのアクセス制限を行う.+ -: デバッグ情報を出力 
 + -x  : TCP(HTTP/HTTPS)パケットを作業ディレクトリに保存し,UDPパケットのヘッダ情報を表示する (-xt -xu の同時設定と同等) 
 + -xt  : TCP(HTTP/HTTPS)パケットを作業ディレクトリに保存する 
 + -xu  : UDPパケットのヘッダ情報を表示する 
 + -xuf : UDPパケットをフルダンプする.サーバの動作が遅くなるので注意.
-  -d  : デバッグ情報を出力 + --version : Version 情報を表示する. 
-  -x : TCP(HTTP/HTTPS)パケットを作業ディレクトリに保存し,UDPパケットのヘッダ情報を + --help, -h : ヘルプを表示する.
-        表示する(-xt -xu の同時設定と同等) +
-  -xt : TCP(HTTP/HTTPS)パケットを作業ディレクトリに保存する +
-  -xu : UDPパケットのヘッダ情報を表示する +
-  -xuf: UDPパケットをフルダンプする.サーバの動作が遅くなるので注意. +
-  -ver: Viewerのバージョン情報を書き換える.これは新しいViewerを直ぐにインストール +
-       する事がどうしても出来ない場合にのみ,一時的に使用する.これを永続的に使用 +
-       することは危険であり,絶対に行ってはいけない.+
** プロセス相関 [#f13647f7] ** プロセス相関 [#f13647f7]


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