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2: 2009-02-24 (火) 20:02:19 iseki ソース 3: 2009-03-03 (火) 03:01:48 iseki ソース
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[[English is here>sl_voice_relay (E)]]~ [[English is here>sl_voice_relay (E)]]~
-構築中!! +** 概要 [#t3a38d67] 
-** Outline [#t3a38d67]+- ''sl_voice_relay'' は ''Vivox''社の SIPシステムのパケットを中継して,ファイアウォール内のPCに対して Second Lifeの音声チャットの利用を可能にします. 
 +- ''sl_voice_relay'' の SIP転送部分は ''sip_forwarder'' という独立したプログラムですが,''sl_voice_relay'' をコンパイルするときに自動的に組み込まれます. 
 +- ''sl_voice_relay'' 内の ''sip_forwarder'' を止めて,別のマシンで ''sip_forwarder'' のみ起動することも可能です(主にデバッグ用) 
 +- ''sl_voice_relay'' は ''sl_proxy v1.7.x'' では''βバージョン'' です.全ての状況下において音声の転送ができるかどうかのテストは十分ではありせん. 
 +- 最新版は ''0.9.0b'' ('09 3/2) 
 +
 +
 +** 詳細説明 [#ddaaba56] 
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 +** 設定 [#e863e957] 
 +*** Viewer [#y0c3a4f9] 
 ++ Viewer上で ''Ctrl+Alt+D'' を入力し ''Advanced'' メニューを表示する.(メニューを消す場合も Ctrl+Alt+D) 
 ++''Advanced'' -> ''Debug Settings...'' を選択. 
 ++ ''voicehost'' と入力し,''127.0.0.1'' を sl_voice_relay を動かすマシンのIPアドレスに変える. 
 ++ ''vivoxDebugLevel'' と入力し,''-1'' の後ろに '' -i IP:44124'' を追加する.IPは Viewerの動いているパソコン自身のIPアドレス. 
 +
 + 
 +****例 [#z37ca861] 
 +- ''sl_voice_relay'' を ''202.26.159.140'' で,''SL Viewer'' を ''192.168.1.2'' で動かす場合. 
 + voicehost      -->  202.26.159.140 
 + vivoxDebugLevel -->  -1 -i 192.168.1.2:44124 
 + 
 +****注意 [#s64161ad] 
 +-上記設定で ''-i'' オプションを指定すると,SLVoiceは他のPCからのパケットの受信を許可するようになります.~ 
 +-''sl_voice_relay'' を起動しない状態で上記設定を行い,ボイスチャットを有効にした場合,Viewerの動作が非常に遅くなります(SLVoiceとの通信待ちが入るため) 
 + 
 +** 起動オプション [#dbfaf836] 
 + sl_voice_relay  [-s account_server:port] [-p port] [-pv port] [-r sip_forwarder:port] 
 +                 [-f config_file] [-u user_name] [-pid pid_file] [-ii internal_if_address] [-ie external_if_address] 
 +                 [-v syslog_level] [-d] [-x] [-xt] [-xu] 
 + 
 +   -s  : Vivox の Account Management Server を指定する.デフォルトは www.bhr.vivox.com:443 
 +   -p  : Viewerからの接続を待ち受ける TCPポート.デフォルトは 44124.これは殆ど変更の必要はないと思う. 
 +   -pv  : SLVoiceの制御用TCPソケットのポート番号.デフォルトは 44124.これは殆ど変更の必要はない. 
 +   -r  : 外部のSIP用中継サーバ(sip_forwarder)を使用する場合に,その中継サーバのアドレスとポート番号を指定する. 
 +         このオプションを指定すると,sl_voice_relay内部に組み込まれた sip_forwarderは停止しする. 
 +         アドレスは,SLVoiceからみたアドレスを指定すること.デフォルトは指定なし(内部のsip_forwarderを使用する) 
 + 
 +   -u  : 実効ユーザ.セキュリティ維持のため,rootユーザ以外の権限で動かす場合に指定する. 
 +   -f  : 設定ファイルを指定.デフォルトは /usr/local/etc/sl_proxy/sl_voice_relay.c​onf 
 +   -l  : Log を作成する.未実装. 
 +   -pid : pid ファイル./etc/init.d/sl_voice_relay stop などで止めたい場合に,pidを書き込むファイル. 
 + 
 +   -i  : サーバが二つ以上のネットワークインターフェイスを持つ場合に,内側(SLVoice, Viewer)側のIPアドレスを指定する 
 +   -ii  : -i と同じ. 
 +   -ie  : サーバが二つ以上のネットワークインターフェイスを持つ場合に,外側(インターネット)側のIPアドレスを指定する 
 +         通常は自動検出する. 
 + 
 +   -v  : syslog のレベル.デフォルトは LOG_INFO (7) 
 +   -d  : デバッグモード 
 +   -x  : SLVoiceのTCPパケットとSIPのUDPオパケットのダンプを表示する.TCPの一部は作業ディレクトリに保存される. 
 +   -xt  : SLVoiceのTCPパケットのダンプを表示する.一部は作業ディレクトリに保存される. 
 +   -xu  : SIPのUDPパケットのダンプを表示する


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