5: 2010-03-31 (水) 11:57:31 admin |
現: 2010-09-23 (木) 15:06:59 iseki |
| ** XoopenSim 管理者用マニュアル [#da3786c4] | | ** XoopenSim 管理者用マニュアル [#da3786c4] |
- | *** 各画面へのリンク [#x3ee5c09] | + | *** インストール [#t3f08f43] |
- | - 各画面へは手動でリンクを張る. | + | + 通常の [[Xoops Cube]] モジュールと同様に modules ディレクトリに展開し,パーミッションを適切なもの(Webサーバが読み書きできるよう)に設定する. |
- | -- データベースの状態: XOOPS_ROOT_URL/modules/xoopensim/ | + | + [[Xoops Cube]] の管理画面の「モジュールのインストール」からインストールを行う. |
- | -- ワールドマップ: XOOPS_ROOT_URL/modules/xoopensim/?action=map | + | + インストール後,最低限,管理画面の「[[一般設定>#x0cc6dd7]]」画面で,OpenSimのデータベースの情報を入力する. |
- | -- リージョンリスト: XOOPS_ROOT_URL/modules/xoopensim/?action=regions | + | + XoopenSim のインストール,バージョンアップ後は,必ず一度は管理画面の「[[データーベース同期>#c1c3cdfd]]」で[[OpenSim]]と[[Xoops Cube]]のデータベースの同期をとる |
- | -- アバターリスト: XOOPS_ROOT_URL/modules/xoopensim/?action=avatars | + | + XoopenSim は管理画面のユーザモジュールの「ユーザグループ管理」で必ずゲストアクセス可能にする(ゲストアクセス可能でないと,helper, Group, osprofile機能が利用できない). |
- | -- アバター作成: XOOPS_ROOT_URL/modules/xoopensim/?action=create | + | -- XoopenSim自体はモジュールアクセス制御の機能を内蔵していないので,アクセス権を設定するために別途 ''[[ALTSYSモジュール>http://xoops.peak.ne.jp/]]''などがあると便利. |
| + | + [[Xoops Cube]]に ''[[Protectorモジュール>http://xoops.peak.ne.jp/]]'' をインストールしている場合は,リージョンサーバを「''信用できるIP''」に登録すること.登録しないと Dosアタックを受けていると見做されてしまう. |
| + | |
| + | - ''注)'' このページの説明文中の ''XOOPS_URL'' は Xoops Cube のトップURLを指す. |
| + | - ''注)'' このページの説明文中の ''XOOPS_ROOT_PATH'' は Xoops Cube のインストールディレクトリを指す. |
| #br | | #br |
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| *** ユーザ種別について [#t316ceef] | | *** ユーザ種別について [#t316ceef] |
- | - 一般ユーザ: 一般のユーザ. | + | - ゲストユーザ: [[Xoops Cube]] にログインしていないユーザ. |
- | | + | - 一般ユーザ: [[Xoops Cube]] にログインしている一般のユーザ. |
- | - 管理ユーザ: 管理メニューのブロック管理で XoopenSim の 「XoopenSim モジュール管理者権限」をもつグループに属するユーザ.一般ユーザより強い権限を持つ. | + | - 管理ユーザ: XoopenSimモジュールの管理者権限をもつグループに属するユーザ.一般ユーザより強い権限を持つ. |
| + | #br |
| + | &ref(Permission.jpg); |
| #br | | #br |
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| - ''SQLデータベースのパスワード:'' OpenSim の SQL(MySQL)サーバのユーザのパスワードを指定する. | | - ''SQLデータベースのパスワード:'' OpenSim の SQL(MySQL)サーバのユーザのパスワードを指定する. |
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- | - ''Asset サーバのURI:'' OpenSim の AssetサーバのURI(URL)を指定する.この値は,データベースの同期時やアバター作成時に OpenSimのSQLサーバの users テーブルに格納される.従って,''localhost'' や ''127.0.0.1'' は指定しない方が無難.OpenSim側でどのように使用されるかは不明.もしかすると,指定しなくても良いかも? | |
- | | |
- | - ''Inventory サーバのURI:'' OpenSim の InventoryサーバのURI(URL)を指定する.この値は,データベースの同期時やアバター作成時に OpenSimのSQLサーバの users テーブルに格納される.従って,''localhost'' や ''127.0.0.1'' は指定しない方が無難.OpenSim側でどのように使用されるかは不明.もしかすると,指定しなくても良いかも? | |
| | | |
| - ''Money サーバのURI:'' DTL Money サーバを使用する場合は,その URI(URL).現時点では,アバター削除時に,そのアバターのデータの削除のみに使用. | | - ''Money サーバのURI:'' DTL Money サーバを使用する場合は,その URI(URL).現時点では,アバター削除時に,そのアバターのデータの削除のみに使用. |
| - ''ワールドマップのスタート位置 (Y):'' ワールドマップを表示する時の 中心 Y座標の初期値 | | - ''ワールドマップのスタート位置 (Y):'' ワールドマップを表示する時の 中心 Y座標の初期値 |
| | | |
- | - ''アバターの最大数:'' 一人の Xoopsユーザが所有できるアバターの最大人数.新しくアバターを作成するときにチェックされるので,現在所有しているアバター数が既に最大数を越えていても問題はない.''0''の場合は,新しいアバターを作成することはできない.また,負数の場合は作成できるアバターの数は無制限である.なお,管理ユーザにはこの制限は適用されない. | + | - ''マップ上のSIMのサイズ:'' ワールドマップ上に表示するSIMのサイズ(px)の初期値 |
| + | |
| + | - ''アバターの最大数:'' 一人の Xoopsユーザが所有できるアバターの最大人数.新しくアバターを作成するときにチェックされるので,現在所有しているアバター数が既に最大数を越えていても問題はない.''0''の場合は,新しいアバターを作成することはできない.また,負数の場合は作成できるアバターの数は無制限である.なお,[[管理ユーザ>#t2f9e5df]]にはこの制限は適用されない. |
| | | |
| - ''ラストネーム管理:'' 「ラストネームを,予めデータベースに用意していた物に制限するか?」を指定する.「いいえ」にした場合は,ユーザはアバターのラストネームを自由に設定できる. | | - ''ラストネーム管理:'' 「ラストネームを,予めデータベースに用意していた物に制限するか?」を指定する.「いいえ」にした場合は,ユーザはアバターのラストネームを自由に設定できる. |
| | | |
- | - ''デフォルトのホームリージョン:'' アバター作成時にデフォルトとなるホームリージョンを指定する. | + | - ''デフォルトのホームリージョン:'' アバター作成時にデフォルトとなるホームリージョン名を指定する.なおXoopenSimで使用するリージョン名には空白を使用しないこと. |
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| - ''POST時に HTTPSを使用:'' XoopenSimでパスワードなどの重要なデータの POST時に HTTPSを使用するかどうかを選択する(OpenSimが HTTPS化されるわけではない).既にサイト全体が HTTPSの場合は,選択する必要はない.この設定を行った場合,HTTPとHTTPS通信で REFERER のエラーが出るので,Xoops の include/functions.php 中の xoops_refcheck() を書き換える必要がある.この設定の方法は http://www.nsl.tuis.ac.jp/xoops/modules/xpwiki/?Xoops%20Cube%2FHack%2FHTTPS を参照.中級者向け. | | - ''POST時に HTTPSを使用:'' XoopenSimでパスワードなどの重要なデータの POST時に HTTPSを使用するかどうかを選択する(OpenSimが HTTPS化されるわけではない).既にサイト全体が HTTPSの場合は,選択する必要はない.この設定を行った場合,HTTPとHTTPS通信で REFERER のエラーが出るので,Xoops の include/functions.php 中の xoops_refcheck() を書き換える必要がある.この設定の方法は http://www.nsl.tuis.ac.jp/xoops/modules/xpwiki/?Xoops%20Cube%2FHack%2FHTTPS を参照.中級者向け. |
| - ''HTTPSの URL:'' HTTPSを使用する場合は,Xoops のモジュールの HTTPSでの URLを指定する.省略した場合は,XOOPS_MODULE_URL の http: を https: に変換したものを使用する | | - ''HTTPSの URL:'' HTTPSを使用する場合は,Xoops のモジュールの HTTPSでの URLを指定する.省略した場合は,XOOPS_MODULE_URL の http: を https: に変換したものを使用する |
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- | - ''Flotsam グループデータベース読み込みアクセスキー:'' Flotsam Group Function を使用する場合に指定する読み込み用キー.OpenSimの Regionサーバの設定ファイルである OpnenSim.ini の [Groups] セクションの XmlRpcServiceReadKey の値と一致させる必要がある. | + | - ''Flotsam グループデータベース読み込みアクセスキー:'' Flotsam Group Function を使用する場合に指定する読み込み用キー.OpenSimの Regionサーバの設定ファイルである [[OpnenSim.ini>/OpenSim/Config/OpenSim.ini]] の [Groups] セクションの XmlRpcServiceReadKey の値と一致させる必要がある. |
| | | |
- | - ''Flotsam グループデータベースの書き込みアクセスキー:'' Flotsam Group Function を使用する場合に指定する読み込み用キー.OpenSimの Regionサーバの設定ファイルである OpnenSim.ini の [Groups] セクションの XmlRpcServiceWriteKey の値と一致させる必要がある. | + | - ''Flotsam グループデータベースの書き込みアクセスキー:'' Flotsam Group Function を使用する場合に指定する読み込み用キー.OpenSimの Regionサーバの設定ファイルである [[OpnenSim.ini>/OpenSim/Config/OpenSim.ini]] の [Groups] セクションの XmlRpcServiceWriteKey の値と一致させる必要がある. |
- | | + | |
- | - ''DTL Money サーバへのアクセスキー (未実装):'' DTL Money サーバへのアクセスキーを指定する.この機能はまだ未実装である | + | |
- | | + | |
- | - ''バンカーアバターのUUID (未実装):'' バンカーアバター (お金の管理を行うアバター) のUUID (GUID) | + | |
| | | |
| - ''トップページのコンテンツ:'' XoopenSim のトップページのコンテンツ.HTMLタグ使用可能 | | - ''トップページのコンテンツ:'' XoopenSim のトップページのコンテンツ.HTMLタグ使用可能 |
| - ''アバター編集ページのコンテンツ:'' XoopenSim のアバター編集ページのコンテンツ.HTMLタグ使用可能 | | - ''アバター編集ページのコンテンツ:'' XoopenSim のアバター編集ページのコンテンツ.HTMLタグ使用可能 |
| | | |
- | - ''使用許諾の表示:'' アバター作成時に一般ユーザに対して OpenSimの使用許諾を表示するかどうかの指定.この指定に関わらず,管理ユーザには使用許諾は表示されない.(使用許諾を表示しなければならないユーザを管理ユーザにしないこと) | + | - ''使用許諾の表示:'' アバター作成時に一般ユーザに対して OpenSimの使用許諾を表示するかどうかの指定.この指定に関わらず,[[管理ユーザ>#t2f9e5df]]には使用許諾は表示されない.(使用許諾を表示しなければならないユーザを[[管理ユーザ>#t2f9e5df]]にしないこと) |
| | | |
| - ''使用許諾の内容:'' 使用許諾の内容を記述.HTMLタグは ''使用不可'' | | - ''使用許諾の内容:'' 使用許諾の内容を記述.HTMLタグは ''使用不可'' |
| #br | | #br |
- | | + | &ref(/XoopenSim/Preference.jpg);~ |
- | *** ラストネーム管理 [#p914ff0f] | + | |
- | - 一般設定の「ラストネーム管理 」で「はい」を選択した場合,この画面で,使用できるラストネームの 登録,一時使用停止,削除 ができる. | + | |
| #br | | #br |
| | | |
| *** データベース同期 [#c1c3cdfd] | | *** データベース同期 [#c1c3cdfd] |
- | - OpenSimのデータベースとXoops Cubeのデータベースの同期を取る (主にアバタデータ). | + | - v1.40 以降では,XoopenSimのDBとOpenSimのDBとは自動的に同期します. |
- | - 同期ボタンをクリックした場合の動作は次のようになる. | + | - アバター情報の同期 |
- | -- OpenSim側にアバタのデータがある場合は,Xoops側のアバタのデータを OpenSim側に合わせる. | + | -- OpenSim側にアバターのデータがある場合は,XoopenSim側のアバターのデータを OpenSim側に合わせる. |
- | -- OpenSim側にXoops側のアバタと対応するアバタデータが無い場合は,Xoops側のアバタのデータを消す. | + | -- OpenSim側にXoopenSim側のアバターと対応するアバターデータが無い場合は,XoopenSim側のアバターのデータを削除する. |
- | -- OpenSim側の AssetURI, InventoryURIのデータは Xoops側の(一般設定での)データに合わせる. | + | |
| #br | | #br |
| | | |
- | *** Helper 機能 [#v77539f3] | + | *** ブロックの管理 [#o469eb09] |
- | - Viwerの起動時の引数として ''-helperuri'' を http://XOOPS_TOP_URL/modules/xoopensim/helper/ とすれば,currency, landtool のヘルパー機能が働く. | + | **** モジュールへのアクセス権限 [#t2f9e5df] |
- | -- 例) -helperuri http://www.nsl.tuis.ac.jp/xoops/modules/xoopensim/helper/ | + | - 管理画面のユーザモジュールの「ユーザグループ管理」,または ''[[ALTSYSモジュール>http://xoops.peak.ne.jp/]]'' などにより,モジュールへのアクセス権限を設定する. |
- | -- ただしゲストユーザにモジュールのアクセス件が無いと http://XOOPS_TOP_URL/modules/xoopensim/helper/ にアクセスできなくなる. | + | - ゲストにも ''モジュールアクセス権限'' を必ず与える. |
- | - currency helper 機能: | + | - ''モジュール管理権限'' を与えられたグループに属するユーザは''管理ユーザ''としてXoopenSimを完全にコントロールすることが可能となるので注意が必要. |
- | -- L$0 でのオブジェクト,土地の販売が可能になる. | + | |
- | -- 所持金の表示部分をクリックした時に現れる L$購入画面においてエラーが発生しない(L$の購入は不可能) | + | |
- | - landtool helper 機能: | + | |
- | -- 土地の分割,統合が可能となる. | + | |
- | -- 土地の販売設定が可能となる. | + | |
- | #br | + | |
| | | |
- | *** Flotsam Group 機能 [#e6cf5b7c] | + | **** ブロック [#l28cc679] |
- | - OpenSimでグループ機能が使用できるようになる. | + | - ブロックには,「''各ページへのリンク+DB情報''」 と 「''DB情報のみ''」 のものがある.各ページへのリンクは ''Multi Menu''などのモジュールを使用しても良い. |
- | **** 設定 [#mebf31ba] | + | |
- | - ゲストユーザにモジュールのアクセス権がないと,''helper/xmlgroups.php'' を起動できず,ログインに失敗するので,ゲストユーザにモジュールのアクセス権を設定する. | + | |
- | - 一般設定で 「Flotsam グループデータベース読み込み/書き込みアクセスキー」を設定する. | + | |
- | - OpenSim.ini の設定.一般設定で指定した 「読み込み/書き込みアクセスキー」 と ''xmlgroups.php'' のURLを指定する | + | |
- | [Groups] | + | |
- | Enabled = true | + | |
- | Module = GroupsModule | + | |
- | DebugEnabled = false | + | |
| | | |
- | ServicesConnectorModule = XmlRpcGroupsServicesConnector | + | #br |
- | XmlRpcServiceURL = http://www.nsl.tuis.ac.jp/xoops/modules/xoopensim/helper/xmlgroups.php | + | *** [[共通詳細設定>/OpenSim/WEB Interface/Details of Settings and Operations]] [#ha5150a7] |
- | XmlRpcServiceReadKey = 読み込みキー | + | #br |
- | XmlRpcServiceWriteKey = 書き込みキー | + | |