6: 2010-04-18 (日) 01:54:47 iseki |
7: 2010-04-19 (月) 00:31:10 admin |
| ** XoopenSim 管理者用マニュアル [#da3786c4] | | ** XoopenSim 管理者用マニュアル [#da3786c4] |
| *** インストール [#t3f08f43] | | *** インストール [#t3f08f43] |
- | + 通常の Xoops Cube モジュールと同様に modules ディレクトリに展開し,パーミッションを適切なもの(Webサーバが読み書きできるよう)に設定する. | + | + 通常の [[Xoops Cube]] モジュールと同様に modules ディレクトリに展開し,パーミッションを適切なもの(Webサーバが読み書きできるよう)に設定する. |
- | + Xoops Cube の管理画面の「モジュールのインストール」からインストールを行う. | + | + [[Xoops Cube]] の管理画面の「モジュールのインストール」からインストールを行う. |
| + インストール後,最低限,管理画面の「[[一般設定>#x0cc6dd7]]」画面で,OpenSimのデータベースの情報を入力する. | | + インストール後,最低限,管理画面の「[[一般設定>#x0cc6dd7]]」画面で,OpenSimのデータベースの情報を入力する. |
- | + XoopenSim のインストール,バージョンアップ後は,必ず一度は管理画面の「[[データーベース同期>#c1c3cdfd]]」でOpenSimとXoops Cubeのデータベースの同期を取る. | + | + XoopenSim のインストール,バージョンアップ後は,必ず一度は管理画面の「[[データーベース同期>#c1c3cdfd]]」で[[OpenSim]]と[[Xoops Cube]]のデータベースの同期をとる |
- | + XoopenSim は必ず''[[ゲストアクセス可能>#o469eb09]]''にする(ゲストアクセス可能でないと,helper, Group, osprofile機能が利用できまない). | + | + XoopenSim は管理画面のユーザモジュールの「ユーザグループ管理」で必ずゲストアクセス可能にする(ゲストアクセス可能でないと,helper, Group, osprofile機能が利用できない). |
- | + Xoops Cubeに ''Protectorモジュール''をインストールしている場合は,リージョンサーバを「''信用できるIP''」に登録すること.登録しないと Dosアタックを受けていると見做されてしまう. | + | -- XoopenSim自体はモジュールアクセス制御の機能を内蔵していないので,アクセス権を設定するために別途 ''[[ALTSYSモジュール>http://xoops.peak.ne.jp/]]''などがあると便利. |
| + | + [[Xoops Cube]]に ''[[Protectorモジュール>http://xoops.peak.ne.jp/]]'' をインストールしている場合は,リージョンサーバを「''信用できるIP''」に登録すること.登録しないと Dosアタックを受けていると見做されてしまう. |
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| *** ユーザ種別について [#t316ceef] | | *** ユーザ種別について [#t316ceef] |
- | - 一般ユーザ: 一般のユーザ. | + | - ゲストユーザ: [[Xoops Cube]] にログインしていないユーザ. |
- | - 管理ユーザ: 管理メニューのブロック管理で XoopenSim の 「XoopenSim モジュール管理者権限」をもつグループに属するユーザ.一般ユーザより強い権限を持つ. | + | - 一般ユーザ: [[Xoops Cube]] にログインしている一般のユーザ. |
| + | - 管理ユーザ: XoopenSimモジュールの管理者権限をもつグループに属するユーザ.一般ユーザより強い権限を持つ. |
| #br | | #br |
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| - OpenSimのデータベースとXoops Cubeのデータベースの同期を取る (主にアバタデータ). 同期ボタンをクリックした場合の同期動作は以下のようになる. | | - OpenSimのデータベースとXoops Cubeのデータベースの同期を取る (主にアバタデータ). 同期ボタンをクリックした場合の同期動作は以下のようになる. |
| | | |
- | - アバタ情報の同期 | + | + バグ(?)対応 |
| + | -- ユーザのパスワードSalt の情報が欠落している場合には,ランダムにパスワードSaltを生成して,パスワードのハッシュ値も計算しなおす.これは xoopensim v1.2xではパスワードSaltを扱っていなかったのだが,OpenSim0.7Devから パスワードSaltを厳密に扱うようになったことへの対応. |
| + | + データベース移行対応 (0.6.7/0.6.8/0.6.9 -> 0.7Dev) |
| + | -- 可能な限り 0.6.7/0.6.8/0.6.9 のデータベース上の情報を 0.7Devのデータベースにコピーする.対応するデータがすでに0.7Devのデータベース上にある場合はコピーしない. |
| + | -- OpenSim を0.7Devにした後,ログインすると(現状では)そのアバタの情報が中途半端に0.7Devのデータベースにコピーされる.OpenSimを0.7Devにした場合は,R.O.B.U.S.T.サーバとリージョンサーバ立ち上げ後,ユーザがログインする前にデータベース同期を行うことをお勧めする.(可能なら 0.7Devにする前にデータベースのバックアップを!!) |
| + | + アバタ情報の同期 |
| -- OpenSim側にアバタのデータがある場合は,Xoops Cube側のアバタのデータを OpenSim側に合わせる. | | -- OpenSim側にアバタのデータがある場合は,Xoops Cube側のアバタのデータを OpenSim側に合わせる. |
- | -- OpenSim側にXoops側のアバタと対応するアバタデータが無い場合は,Xoops Cube側のアバタのデータを消す. | + | -- OpenSim側にXoops側のアバタと対応するアバタデータが無い場合は,Xoops Cube側のアバタのデータを削除する. |
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- | - データベース移行対応 (0.6.7/0.6.8/0.6.9 -> 0.7Dev) | + | - データベースの状態によっては一度の「データベース同期」で全てのユーザを同期できない場合がある(操作対象となるOpenSimのデータベースを切り替えた時に,切り替え前のOpenSimと切り替え後のOpenSimに同じアバタ名が存在する場合など).この場合は再度「データベース同期」を行う. |
- | -- 可能な限り 0.6.7/0.6.8/0.6.9 のデータベース上の情報を 0.7Devのデータベースにコピーする.対応するデータがすでに0.7Devのデータベース上にある場合はコピーしない. | + | |
- | -- OpenSim を0.7Devにした後,ログインすると(現状では)そのアバタの情報が中途半端に0.7Devのデータベースにコピーされる.OpenSimを0.7Devにした場合は,R.O.B.U.S.T.サーバとリージョンサーバ立ち上げ後,ユーザがログインする前にデータベース同期を行うことをお勧めする. | + | |
- | | + | |
- | - バグ(?)対応 | + | |
- | -- ユーザのパスワードSalt の情報が欠落している場合には,ランダムにパスワードSaltを生成して,パスワードのハッシュ値も計算しなおす.これは xoopensim v1.2xではパスワードSaltを扱っていなかったのだが,OpenSim0.7Devから パスワードSaltを厳密に扱うようになったことへの対応. | + | |
| #br | | #br |
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| *** ブロックの管理 [#o469eb09] | | *** ブロックの管理 [#o469eb09] |
| **** モジュールへのアクセス権限 [#t2f9e5df] | | **** モジュールへのアクセス権限 [#t2f9e5df] |
- | - ''ALTSYS'' などのモジュールにより,モジュールへのアクセス権限を設定する. | + | - 管理画面のユーザモジュールの「ユーザグループ管理」,または ''[[ALTSYSモジュール>http://xoops.peak.ne.jp/]]'' などにより,モジュールへのアクセス権限を設定する. |
| - ゲストにも ''モジュールアクセス権限'' を必ず与える. | | - ゲストにも ''モジュールアクセス権限'' を必ず与える. |
- | - ''モジュール管理権限'' を与えられたグループに属するユーザは''管理ユーザ''としてXoopenSimを完全にコントロールすることが可能となるので注意する. | + | - ''モジュール管理権限'' を与えられたグループに属するユーザは''管理ユーザ''としてXoopenSimを完全にコントロールすることが可能となるので注意が必要. |
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| **** ブロック [#l28cc679] | | **** ブロック [#l28cc679] |
| - リージョン情報画面でボイスチャットのモードを設定した場合,リージョンに含まれるパーセル全てがそのボイスチャットのモードになる. | | - リージョン情報画面でボイスチャットのモードを設定した場合,リージョンに含まれるパーセル全てがそのボイスチャットのモードになる. |
| - SL Viewerの V1.23ではボイスチャットのモードを変更できなくなっているので,XoopenSimにこの機能が追加された. | | - SL Viewerの V1.23ではボイスチャットのモードを変更できなくなっているので,XoopenSimにこの機能が追加された. |
| + | - ''注)'' ボイスチャットを行うには別途 [[FreeSwitch]](SIP Server) のインストールが必要. |
| #br | | #br |
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| *** Helper 機能 [#v77539f3] | | *** Helper 機能 [#v77539f3] |
- | - Viwerの起動時の引数として ''-helperuri'' を http://XOOPS_TOP_URL/modules/xoopensim/helper/ とすれば,currency, landtool のヘルパー機能が働く. | + | - Viwerの起動時の引数として ''-helperuri'' を XOOPS_TOP_URL/modules/xoopensim/helper/ とすれば,currency, landtool のヘルパー機能が働く. |
| -- 例) -helperuri http://www.nsl.tuis.ac.jp/xoops/modules/xoopensim/helper/ | | -- 例) -helperuri http://www.nsl.tuis.ac.jp/xoops/modules/xoopensim/helper/ |
- | -- ただしゲストユーザにモジュールのアクセス件が無いと http://XOOPS_TOP_URL/modules/xoopensim/helper/ にアクセスできなくなる. | + | -- ただしゲストユーザにモジュールのアクセス件が無いと XOOPS_TOP_URL/modules/xoopensim/helper/ にアクセスできなくなる. |
- | - currency helper 機能: | + | + currency helper 機能: |
| -- L$0 でのオブジェクト,土地の販売が可能になる. | | -- L$0 でのオブジェクト,土地の販売が可能になる. |
| -- 所持金の表示部分をクリックした時に現れる L$購入画面においてエラーが発生しない(L$の購入は不可能) | | -- 所持金の表示部分をクリックした時に現れる L$購入画面においてエラーが発生しない(L$の購入は不可能) |
- | - landtool helper 機能: | + | + landtool helper 機能: |
| -- 土地の分割,統合が可能となる. | | -- 土地の分割,統合が可能となる. |
| -- 土地の販売設定が可能となる. | | -- 土地の販売設定が可能となる. |
| + | #br |
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| *** offline メッセージ機能 [#kc02653a] | | *** offline メッセージ機能 [#kc02653a] |
| MuteListModule = MuteListModule | | MuteListModule = MuteListModule |
| MuteListURL = http://www.opensim.tuis.ac.jp/modules/xoopensim/helper/mute.php | | MuteListURL = http://www.opensim.tuis.ac.jp/modules/xoopensim/helper/mute.php |
- | | + | - offline メッセージ は [[opensimwi redux>http://forge.opensimulator.org/gf/project/opensimwi/]] の機能の一部. |
| + | - セキュリティチェックなし. |
| #br | | #br |
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| *** [[Flotsam Group 機能>/OpenSim/Config/Group]] [#e6cf5b7c] | | *** [[Flotsam Group 機能>/OpenSim/Config/Group]] [#e6cf5b7c] |
| - OpenSimでグループ機能が使用できるようになる. | | - OpenSimでグループ機能が使用できるようになる. |
- | | |
| - ゲストユーザに''[[モジュールのアクセス権>#t2f9e5df]]''がないと,''xmlgroups.php'' を起動できず,ログインに失敗するので,ゲストユーザにモジュールのアクセス権を設定する. | | - ゲストユーザに''[[モジュールのアクセス権>#t2f9e5df]]''がないと,''xmlgroups.php'' を起動できず,ログインに失敗するので,ゲストユーザにモジュールのアクセス権を設定する. |
- | - [[一般設定>#x0cc6dd7]]で 「Flotsam グループデータベース読み込み/書き込みアクセスキー」を設定する. | + | - [[一般設定>#x0cc6dd7]]で 「Flotsam グループデータベース読み込み/書き込みアクセスキー」を設定し,そこで設定したものと同じキーを OpenSim.ini にも設定する. |
| #br | | #br |
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| **** 設定 (0.6.8) [#rf9762c9] | | **** 設定 (0.6.8) [#rf9762c9] |
| + | - [[OpenSim.ini>/OpenSim/Config/OpenSim.ini]]の ''[Group]セクション''に XoopenSimの一般設定で指定した「読み込み/書き込みアクセスキー」と ''xmlgroups.php''のURLを指定する |
| [Groups] | | [Groups] |
| Enabled = true | | Enabled = true |
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| *** osprofile 機能 (1.32β)[#sdf5d7bf] | | *** osprofile 機能 (1.32β)[#sdf5d7bf] |
- | - XoopenSim 1.32βはまだ正式リリースされていません.(2010 4/17) | + | - XoopenSim 1.32はまだ正式リリースされていない.現在はテスト中の subversion版のみ.(2010 4/17) |
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| - osprofile 機能を使用するには,OpenSim側にモジュールを追加する必要がある. | | - osprofile 機能を使用するには,OpenSim側にモジュールを追加する必要がある. |