javax.sql.rowset.serial
クラス SQLOutputImpl

java.lang.Object
  javax.sql.rowset.serial.SQLOutputImpl

すべての実装されたインタフェース:

SQLOutput

public class SQLOutputImpl
extends Object
implements SQLOutput

カスタムマップされたユーザ定義型 (UDT) の属性をデータベースに再度書き込むための出力ストリームです。ドライバはこのインタフェースを内部で使用します。このインタフェースのメソッドがアプリケーションプログラマによって直接呼び出されることはありません。

アプリケーションが PreparedStatement.setObject メソッドを呼び出すと、ドライバはカスタムマッピングを利用して、書き込まれる値が UDT 型であるかどうかを確認します。UDT 型であれば、この UDT の SQLData を実装するクラスの Class オブジェクトを格納する型マップ内にエントリが存在します。書き込まれる値が SQLData のインスタンスである場合、ドライバは SQLOutputImpl のインスタンスを作成し、SQLData.writeSQL メソッドに渡します。すると、writeSQL メソッドによって適切な SQLOutputImpl.writeXXX メソッドが呼び出され、SQLData オブジェクトから SQLOutputImpl 出力ストリームに、SQL ユーザ定義型の表現としてデータが書き込まれます。

コンストラクタの概要

SQLOutputImpl(Vector<?> attributes, Map<String,?> map)
指定の属性および型マップのベクトルで初期化された新しい SQLOutputImpl オブジェクトを作成します。

メソッドの概要

void	writeArray(Array x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の Array オブジェクトを書き込みます。
void	writeAsciiStream(InputStream x) この SQLOutputImpl オブジェクトに ASCII 文字ストリームを書き込みます。
void	writeBigDecimal(BigDecimal x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の java.math.BigDecimal オブジェクトを書き込みます。
void	writeBinaryStream(InputStream x) この SQLOutputImpl オブジェクトに未解釈のバイトストリームを書き込みます。
void	writeBlob(Blob x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の Blob オブジェクトを書き込みます。
void	writeBoolean(boolean x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の boolean を書き込みます。
void	writeByte(byte x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の byte を書き込みます。
void	writeBytes(byte[] x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の bytes の配列を書き込みます。
void	writeCharacterStream(Reader x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Unicode 文字ストリームを書き込みます。
void	writeClob(Clob x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の Clob オブジェクトを書き込みます。
void	writeDate(Date x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の java.sql.Date オブジェクトを書き込みます。
void	writeDouble(double x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の double を書き込みます。
void	writeFloat(float x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の float を書き込みます。
void	writeInt(int x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の int を書き込みます。
void	writeLong(long x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の long を書き込みます。
void	writeObject(SQLData x) 指定された SQLData オブジェクトに格納されたデータを、ストリームに書き込みます。
void	writeRef(Ref x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の Ref オブジェクトを書き込みます。
void	writeShort(short x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の short を書き込みます。
void	writeString(String x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の String を書き込みます。
void	writeStruct(Struct x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の Struct オブジェクトを書き込みます。
void	writeTime(Time x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の java.sql.Time オブジェクトを書き込みます。
void	writeTimestamp(Timestamp x) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の java.sql.Timestamp オブジェクトを書き込みます。
void	writeURL(URL url) この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の java.sql.Type.DATALINK オブジェクトを書き込みます。

クラス java.lang.Object から継承されたメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

SQLOutputImpl

public SQLOutputImpl(Vector<?> attributes,
                     Map<String,?> map)
              throws SQLException

指定の属性および型マップのベクトルで初期化された新しい SQLOutputImpl オブジェクトを作成します。ドライバは、型マップを使って、どの SQLData.writeSQL メソッドを呼び出すかを決定します。このメソッドによって適切な SQLOutputImpl ライタメソッドが呼び出され、新しい出力ストリームに属性が書き込まれます。

パラメータ:

attributes - JDT の属性を格納する Vector オブジェクト。Java プログラミング言語の 1 個以上のオブジェクトにマップされる

map - 0 個以上のエントリを持つ java.util.Map オブジェクト。各エントリは、(1) UDT の完全修飾名を指定する String オブジェクトと、(2) UDT のマッピング方法を定義する SQLData 実装の Class オブジェクトで構成される

例外:

SQLException - attributes または map が null の場合

メソッドの詳細

writeString

public void writeString(String x)
                 throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の String を書き込みます。ドライバは、これを SQL CHAR、VARCHAR、または LONGVARCHAR に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeString

パラメータ:

x - データベースに渡す値

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeBoolean

public void writeBoolean(boolean x)
                  throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の boolean を書き込みます。ドライバは、これを SQL BIT に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeBoolean

パラメータ:

x - データベースに渡す値

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeByte

public void writeByte(byte x)
               throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の byte を書き込みます。ドライバは、これを SQL BIT に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeByte

パラメータ:

x - データベースに渡す値

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeShort

public void writeShort(short x)
                throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の short を書き込みます。ドライバは、これを SQL SMALLINT に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeShort

パラメータ:

x - データベースに渡す値

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeInt

public void writeInt(int x)
              throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の int を書き込みます。ドライバは、これを SQL INTEGER に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeInt

パラメータ:

x - データベースに渡す値

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeLong

public void writeLong(long x)
               throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の long を書き込みます。ドライバは、これを SQL BIGINT に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeLong

パラメータ:

x - データベースに渡す値

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeFloat

public void writeFloat(float x)
                throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の float を書き込みます。ドライバは、これを SQL REAL に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeFloat

パラメータ:

x - データベースに渡す値

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeDouble

public void writeDouble(double x)
                 throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の double を書き込みます。ドライバは、これを SQL DOUBLE に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeDouble

パラメータ:

x - データベースに渡す値

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeBigDecimal

public void writeBigDecimal(BigDecimal x)
                     throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の java.math.BigDecimal オブジェクトを書き込みます。ドライバは、これを SQL NUMERIC に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeBigDecimal

パラメータ:

x - データベースに渡す値

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeBytes

public void writeBytes(byte[] x)
                throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の bytes の配列を書き込みます。ドライバは、これを SQL VARBINARY または LONGVARBINARY に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeBytes

パラメータ:

x - データベースに渡す値

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeDate

public void writeDate(Date x)
               throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の java.sql.Date オブジェクトを書き込みます。ドライバは、これを SQL DATE に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeDate

パラメータ:

x - データベースに渡す値

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeTime

public void writeTime(Time x)
               throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の java.sql.Time オブジェクトを書き込みます。ドライバは、これを SQL TIME に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeTime

パラメータ:

x - データベースに渡す値

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeTimestamp

public void writeTimestamp(Timestamp x)
                    throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の java.sql.Timestamp オブジェクトを書き込みます。ドライバは、これを SQL TIMESTAMP に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeTimestamp

パラメータ:

x - データベースに渡す値

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeCharacterStream

public void writeCharacterStream(Reader x)
                          throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Unicode 文字ストリームを書き込みます。ドライバは、必要に応じて、Unicode からデータベースの CHAR 形式への変換を行います。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeCharacterStream

パラメータ:

x - データベースに渡す値

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeAsciiStream

public void writeAsciiStream(InputStream x)
                      throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに ASCII 文字ストリームを書き込みます。ドライバは、必要に応じて、ASCII からデータベースの CHAR 形式への変換を行います。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeAsciiStream

パラメータ:

x - データベースに渡す値

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeBinaryStream

public void writeBinaryStream(InputStream x)
                       throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに未解釈のバイトストリームを書き込みます。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeBinaryStream

パラメータ:

x - データベースに渡す値

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeObject

public void writeObject(SQLData x)
                 throws SQLException

指定された SQLData オブジェクトに格納されたデータを、ストリームに書き込みます。このメソッドは、SQLData オブジェクトが null の場合、ストリームに SQL NULL を書き込みます。そうでない場合は、指定されたオブジェクトの SQLData.writeSQL メソッドを呼び出します。すると、呼び出されたメソッドによって、オブジェクトの属性がストリームに書き込まれます。

SQLData.writeSQ メソッドの実装は、オブジェクトの各属性を順序正しく書き込むため、適切な SQLOutputImpl.writeXXX メソッド (複数可) を呼び出します。属性は SQLInput 入力ストリームから読み取られたあと、ユーザ定義型の SQL 定義の一覧と同じ並び順で SQLOutputImpl 出力ストリームに書き込まれなければなりません。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeObject

パラメータ:

x - SQL 構造化型または個別の型のデータを表すオブジェクト

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeRef

public void writeRef(Ref x)
              throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の Ref オブジェクトを書き込みます。ドライバは、これを直列化可能な SerialRef SQL REF 値に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeRef

パラメータ:

x - SQL REF 値を表すオブジェクト

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeBlob

public void writeBlob(Blob x)
               throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の Blob オブジェクトを書き込みます。ドライバは、これを直列化可能な SerialBlob SQL BLOB 値に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeBlob

パラメータ:

x - SQL BLOB 値を表すオブジェクト

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeClob

public void writeClob(Clob x)
               throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の Clob オブジェクトを書き込みます。ドライバは、これを直列化可能な SerialClob SQL CLOB 値に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeClob

パラメータ:

x - SQL CLOB 値を表すオブジェクト

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeStruct

public void writeStruct(Struct x)
                 throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の Struct オブジェクトを書き込みます。ドライバは、この値を SQL 構造型に変換してから、データベースに渡します。

このメソッドは、SQL 構造型が Java プログラミング言語の Struct オブジェクトにマップされている場合 (標準マッピング) に使用します。SQL 構造型が Java プログラミング言語のクラスにカスタムマップされている場合は、writeObject メソッドを使用します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeStruct

パラメータ:

x - SQL 構造型の属性を表すオブジェクト

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeArray

public void writeArray(Array x)
                throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の Array オブジェクトを書き込みます。ドライバは、この値を直列化可能な SerialArray SQL ARRAY 値に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeArray

パラメータ:

x - SQL ARRAY 値を表すオブジェクト

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合

writeURL

public void writeURL(URL url)
              throws SQLException

この SQLOutputImpl オブジェクトに Java プログラミング言語の java.sql.Type.DATALINK オブジェクトを書き込みます。ドライバは、この値を直列化可能な SerialDatalink SQL DATALINK 値に変換してから、データベースに渡します。

定義:

インタフェース SQLOutput 内の writeURL

パラメータ:

url - SQL DATALINK 値を表すオブジェクト

例外:

SQLException - UDT の属性値をデータベースに書き込むため、SQLData オブジェクトによって SQLOutputImpl オブジェクトが使用されている場合