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- sl_proxy/複数のネットワークインターフェイス へ行く。
現: 2008-12-21 (日) 03:29:18 iseki | |||
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+ | ** 複数のネットワークカードを持つ場合. [#ua5885bf] | ||
+ | [[sl_proxy]] をインストールしたマシンが複数のネットワークインターフェイスを持つ場合,マシンは自分のIPアドレスとしてどのインターフェイスのアドレスを採用するかを決定できません.正確に言えば,自動で何れかのインターフェイスのアドレスを自分のアドレスとして採用できますが,そのIPアドレスが [[sl_proxy]] を作動させる上で適切なIPアドレスであるとは限りません. | ||
+ | |||
+ | 例えば,以下のような場合, | ||
+ | PC <-------------> Relay Server <---------> xDSL | ||
+ | private IP private IP global IP | ||
+ | Relay Server([[sl_relay]]) が自分のIPアドレスとして global IPを選択した場合,通常は PCとそのインターフェイスとは通信はできません. | ||
+ | |||
+ | また,[[sl_proxy]] を構成する各プログラムは,セキュリティ維持のため,通信相手のIPアドレスを絶えず監視しています.途中でIPアドレスが変わってしまった場合は,通信は遮断されます.~ | ||
+ | ネットワークインターフェイスが複数ある場合,自動的に取得したIPアドレスが,実際に通信する場合のIPと同じである保障はありません.従って,途中で接続元IPアドレスが変化してしまわないように,[[sl_proxy]] の各プログラムは通信相手が繋がっている直近のインターフェイスを,''-i'' オプションを使用して固定的に自分のIPアドレスとして認識しなくてはいけません. | ||
+ | |||
+ | *** [[sl_relay]] の場合 [#j8b9e2e0] | ||
+ | ''-i'' オプションでViewerが繋がっているインターフェイスのアドレスを指定します. | ||
+ | |||
+ | *** [[sl_cache]], [[sl_info]] の場合 [#o08cb5b1] | ||
+ | ''-i'' オプションで [[sl_relay]] が繋がっているインターフェイスのアドレスを指定します.(大抵の場合は localhost 127.0 .0.1 だと思います)~ | ||
+ | |||
+ | 注)現バージョン(1.5.1)では [[sl_relay]] <--> [[sl_cache]], [[sl_info]] の場合は自動的に最適なインターフェイスを決定する機能を試験的に導入しています.恐らく自動で大丈夫かとは思いますが,もし自動で繋がらない場合は ''-i'' オプションを試してみてください. |
- sl_proxy/複数のネットワークインターフェイス のバックアップ差分(No. All)
- 現: 2008-12-21 (日) 03:29:18 iseki