flagflag  If you want to see English page, please click "English" Button at Left.
1: 2008-12-21 (日) 03:29:18 iseki ソース
Line 1: Line 1:
 +* sl_cache [#m18048f6]
 +[[Broken English is here>sl_cache (E)]]~
 +**概要 [#kbf9eb0e]
 +- ''sl_cache'' は ''[[sl_relay]]'' と連携して使用する,[[Second Life]] のテクスチャデータのキャッシュサーバです
 +-UDPパケットのシーケンス番号等の処理は ''sl_cache'' は行いません.データを保存して,取り出すだけです.
 +-テクスチャデータを Viewerに送信する場合,あまり大量に送信すると Viewerと SIMの通信を妨害するようです.(画像だけ転送されて,プリムが挙がってこない)
 +
 +- ''sl_cache'' は ''[[sl_proxy]]'' の一部です.
 +- 最新版は ''1.0.0'' ('08 7/27)
 +
 +*** 機能の概要 [#w31d1f93]
 ++プロキシサーバ(''[[sl_relay]]'')と連携させることにより,セカンドライフのテクスチャデータをキャッシュ可能.
 +
 +*** バグまたは改善が必要な箇所 [#de44e779]
 ++キャッシュされたデータはプレーンファイルまたは Berkeley DB形式で保存されます.SQL DBには未対応.
 ++負荷テストが不十分.
 +
 +** 詳細説明 [#d77fa061]
 ++ [[テクスチャデータのキャッシング>./Caching]]
 ++ [[テクスチャデータベース>./テクスチャデータベース]]
 ++ [[サーバが2つ以上のネットワークインターフェイスを持つ場合>/sl_proxy/複数のネットワークインターフェイス]]
 ++ ログとデバッグモード
 ++[[セキュリティ>./セキュリティ]]
 +
 +** 設定ファイル [#le7dda31]
 +-設定ファイルのデフォルトは ''/usr/local/etc/sl_proxy/sl_cache.conf'​'.
 +-''sl_cache'' の ''-f'' オプションを指定すれば他のファイルを指定することも可能.
 +-設定ファイルは,''sl_cache'' が実効ユーザにスイッチする前に読み込むので,''起動ユーザ''が読める必要がある.
 +-設定ファイルでは一行に一項目の設定を記述する.空行,#で始まる行は読み込まれない.
 +
 +*** 設定項目 [#od4fbb48]
 +キャッシュサーバの通信ポート
 +-[[MinUdpPutPort>./MinUdpPutPort]]
 +-[[MaxUdpPutPort>./MaxUdpPutPort]]
 +-[[MinUdpGetPort>./MinUdpGetPort]]
 +-[[MaxUdpGetPort>./MaxUdpGetPort]]
 +
 +転送パケット数
 +-[[GetPacketNum>./GetPacketNum]]
 +
 +アクセス制御
 +-[[Hosts_Allow_File>/sl_proxy/Hosts_Allo​w_File]]
 +
 +その他
 +-[[Temp_File_Dir>/sl_proxy/Temp_File_Dir​]]
 +-[[MaxIdleTime>/sl_proxy/MaxIdleTime]]
 +
 +** 起動オプション [#nb85999c]
 +
 + sl_cache  [-p port_no] [-f config_file] [-u user_name] [-pid pid_file]
 +           [-i interface_address]
 +           [-v syslog_level] [-l [hit_log_file]] [-fdb] [-d]
 +
 +  -p  : Relay Server(sl_relay) との接続口になるポート番号.デフォルトは 8200
 +  -f  : 設定ファイルを指定.デフォルトは /usr/local/etc/sl_proxy/sl_cache.conf
 +  -u  : 実効ユーザ.セキュリティ維持のため,rootユーザ以外の権限で動かす場合に指定する.
 +  -pid: pid ファイル./etc/init.d/sl_relay stop などで止めたい場合に,pidを書き込むファイル.
 +  -i  : サーバが二つ以上のネットワークインターフェイスを持つ場合に,sl_relay側のインター
 +       フェイスのIPアドレスを指定する
 +  -v  : syslog のレベル.デフォルトは LOG_INFO (7)
 +  -l  : キャッシュのヒット率のログファイルを作成する.
 +       デフォルトは /var/sl_proxy/sl_cache_hit.log
 +  -fdb: データベースに Berkeley DB を使用する.デフォルトは,プレーンファイル.
 +  -d  : デバッグモード
 +
 +**プロセス相関 [#s18758a7]
 +
 +***キャッシュの概要 [#t18410a2]
 +- キャッシュデータの保存が2段になっているのは,ファイルロックの問題を回避及びセキュリティレベルの維持が目的.
 +- 現バージョンではデータは Planeファイルで保存されているので,同時書き込みを防ぐために,一個のプロセスのみがデータの書き込みを行っている.
 +#ref(sl_cache.png)


トップ   新規 ページ一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS 1.0 最終更新のRSS 2.0 最終更新のRSS Atom

サイト内 検索

ログイン

ユーザー名:

パスワード:


パスワード紛失
新規登録

サブ メニュー

ミニカレンダー

前月2024年 4月翌月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
<今日>

オンライン状況

61 人のユーザが現在オンラインです。 (10 人のユーザが xpwiki を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 61

もっと...

アクセスカウンタ

今日 : 1055710557105571055710557
昨日 : 2042920429204292042920429
総計 : 2338996323389963233899632338996323389963233899632338996323389963
Powered by XOOPS Cube 2.1© 2001-2006 XOOPS Cube Project
Design by XoopsDesign.com