2: 2009-04-21 (火) 01:58:45 iseki |
現: 2012-05-23 (水) 17:05:31 iseki |
| - 公式サイトから最新版のtarボール(tar.gz)のソースコードをダウンロードする. | | - 公式サイトから最新版のtarボール(tar.gz)のソースコードをダウンロードする. |
| - version4系と5系があるが,機能が大幅に違うので,用途によって4系または5系を選択する. | | - version4系と5系があるが,機能が大幅に違うので,用途によって4系または5系を選択する. |
- | - 以下の説明は 4系,5系共通 | + | - 以下の説明は 4系,5系(の初期)共通 |
| + | #br |
| | | |
| *** コンパイル/インストール [#decc3a3d] | | *** コンパイル/インストール [#decc3a3d] |
| + | |
| + 下記のコマンドを root で実行 (mysql-4.1.22 の場合) [ ]内は必要に応じて指定する. | | + 下記のコマンドを root で実行 (mysql-4.1.22 の場合) [ ]内は必要に応じて指定する. |
| + | ++ --without-readline は mysql のreadline ではなく システムの readline を使うオプション.日本語入力用. |
| # zcat mysql-4.1.22.tar.gz |tar xfv - | | # zcat mysql-4.1.22.tar.gz |tar xfv - |
| # cd mysql-4.1.22 | | # cd mysql-4.1.22 |
| # make install | | # make install |
| + ''/usr/local/mysql'' にインストールされるので,チェックする. | | + ''/usr/local/mysql'' にインストールされるので,チェックする. |
| + | #br |
| + | |
| + | **** 注意事項 [#z3e03320] |
| + | - mariadb-5.3.13 では configure で readline と libedit のエラーが出るので, ''--with-libedit'' を付ける |
| + | - 5.5.22以上 は[[ここ>../Install-5.5.22]] |
| + | #br |
| + | |
| + | *** mysqlユーザの作成 [#o6cac1ef] |
| + | + mysql用のグループとユーザを作成する.手動でも良いし,adduser を使用しても良い.(ここで使用したユーザ番号103は例である.実際は /etc/passwd, /etc/group をチェックして番号が被らないようにしなければならない) |
| + | # adduser mysql -u 103 -d /var/mysql -s /sbin/nologin |
| + | + adduser でユーザを作成した場合,ログインしないので,不要なファイルは消しておく (''コマンド注意!!!'') |
| + | # \rm -r /var/mysql/* |
| | | |
| *** 起動スクリプトの準備 [#g7c19e17] | | *** 起動スクリプトの準備 [#g7c19e17] |
| # ln -s ../init.d/mysql /etc/rc5.d/S90mysql | | # ln -s ../init.d/mysql /etc/rc5.d/S90mysql |
| | | |
- | *** mysqlユーザの作成 [#o6cac1ef] | + | *** 設定ファイル (通常は必要ない)[#q1e7f059] |
- | + mysql用のグループとユーザを作成する.手動でも良いし,adduser を使用しても良い.(ここで使用したユーザ番号103は例である.実際は /etc/passwd, /etc/group をチェックして番号が被らないようにしなければならない) | + | + 設定ファイルがなければコピーする (必須ではない) |
- | # adduser mysql -u 103 -d /var/mysql -s /sbin/nologin | + | # cp support-files/my-medium.cnf /etc/my.cnf |
- | + adduser でユーザを作成した場合,ログインしないので,不要なファイルは消しておく (''コマンド注意!!!'') | + | # chown mysql /etc/my.cnf |
- | # \rm -r /var/mysql/* | + | + 設定ファイルにより,データベースのディレクトリなどを指定することが可能. |
| + | #br |
| | | |
| *** 起動スクリプトの修正 [#e4ca10ca] | | *** 起動スクリプトの修正 [#e4ca10ca] |
- | + ''/var/mysql'' をデータベース格納用ディレクトリにするために /etc/init.d/mysql のデータベースディレクトリを指定する変数 ''datadir'' を変更する.(''datadir=/var/mysql'') | + | + /etc/init.d/mysql の修正 |
| + | ++ データベースディレクトリを指定する変数 ''datadir'' を変更する.(''datadir=/var/mysql'') |
| + | ++ 必要なら ''basedir'' も変更する (''basedir=/usr/local/mysql'') |
| # vi /etc/init.d/mysql | | # vi /etc/init.d/mysql |
- | - 起動オプションとして ''--default-character-set='' を指定すると文字コードを指定可能 | + | + ただし,設定ファイル ''/etc/my.cnf'' がある場合はそちらの ''datadir'' の設定が優先される. |
| + | + 起動オプションとして ''--default-character-set='' を指定すると文字コードを指定可能 |
| + | #br |
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| *** ディレクトリのパーミッション [#vc441d6d] | | *** ディレクトリのパーミッション [#vc441d6d] |
| | | |
| *** 手動起動 [#va7b1ede] | | *** 手動起動 [#va7b1ede] |
- | + サーバを手動起動し,''ps'' コマンドで起動したか確認する. | + | - サーバを手動起動し,''ps'' コマンドで起動したか確認する. |
| # /etc/init.d/mysql start | | # /etc/init.d/mysql start |
| # ps ax | | # ps ax |