概要 
- sl_info は sl_relay と連携して使用する,Second Life の情報サーバです
- sl_info は sl_relay を通してユーザ(アバター)やSIMの情報を収集します.
- 収集した情報とホワイトリストの情報を基に特定のSIMへアクセス可能かどうかを判定し,sl_relay へ通知します.
- sl_info は sl_proxy の一部を構成します.
- 最新版は 1.0.1 ('09 3/5)
バグまたは改善が必要な箇所 
- 収集したデータはプレーンファイルまたは Berkeley DB形式で保存される.SQL DBには未対応.
- データを収集したSIMに対してのみ,ホワイトリストによる判定を行える.
設定ファイル 
- 設定ファイルのデフォルトは /usr/local/etc/sl_proxy/sl_info.conf.
- sl_info の -f オプションを指定すれば他のファイルを指定することも可能.
- 設定ファイルは,sl_info が実効ユーザにスイッチする前に読み込むので,起動ユーザが読める必要がある.
- 設定ファイルでは一行に一項目の設定を記述する.空行,#で始まる行は読み込まれない.
起動オプション 
sl_info [-p port_no] [-f config_file] [-u user_name] [-i interface_address] [-pid pid_file] [-l [agent_log]] [-v syslog_level] [-fdb] [-wf [white_list]] [-d] [--version] [--help] [-h] -p : Relay Server(sl_relay) との接続口になるポート番号.デフォルトは 8200 -f : 設定ファイルを指定.デフォルトは /usr/local/etc/sl_proxy/sl_cache.conf -u : 実効ユーザ.セキュリティ維持のため,rootユーザ以外の権限で動かす場合に指定する. -i : サーバが二つ以上のネットワークインターフェイスを持つ場合に,sl_relay側のインターフェイスのIPアドレスを指定する -pid : pid ファイル./etc/init.d/sl_info stop などで止めたい場合に,pidを書き込むファイル. -l : sl_relay を使用しているユーザの情報をログファイルへ出力する.デフォルトは /var/sl_proxy/sl_info_agent.log -v : syslog のレベル.デフォルトは LOG_INFO (7) -fdb : データベースに Berkeley DB を使用する.デフォルトは通常のファイル. -wf : ホワイトリストの情報を提供する.sl_relay と連携して,SIMへのアクセス制限を行う. -d : デバッグモード --version : Version 情報を表示する. --help, -h : ヘルプを表示する.
Counter: 4032,
today: 1,
yesterday: 0
最終更新: 2010-04-28 (水) 01:07:32 (JST) (5408d) by admin